この週末[
DOORS OPEN]
といって
トロント内の色んな建物や建築事務所などがオープンハウスのようになっているイベントがあり
行ってきました
私が行ったのは1軒の住宅。
以前から何回か雑誌で見かけていて気になっていたお家。
ご夫婦共建築家のチャイニーズのカップル+子供二人がお住まいです。
四方はコンクリートブロックに覆われいて
中に入ると
バーンと中庭を中心に開放された広い大きな空間になっているプラン。
中庭があるプランは私も好きです
外とつなげることで、広さも倍に感じますし
プライベートも保てるのでいいですよね
1Fはご夫婦の事務所件LDK+アトリエかな?
このアトリエ部分は、もとはガレージだったのだろう〜っと想像できますね
私だったら、中庭から入って、このアトリエを事務所として
プライベート空間と分けるけどなぁ〜
なぁ〜んて考えながら。。。
1Fの中央にある
キッチン。
写真の真ん中に写っている男性がここのオーナーで建築家の方。
キッチンもめちゃめちゃオープンっというか
全ての場所に行くのにここを通るので
美しく収納できるように考えられています。
キッチンの上に、上階から光を取り込んでいて
ガラスでできたアートがきらきら光ってきれいです
2階は開放されていませんでしたが
この階段は、引出しになっていて収納できるようになっています。
どうでしょうか?
チャイニーズ建築家だけあって、とてもアジア的な家ですよね?
日本では、このタイプの家はさほど珍しくはないですが
こちらではとても珍しいスタイルですね。
ご夫婦とお話する機会があったので聞いてみたのですが
「こんな納まりを施工できる工務店はどうやって探しましたか?」っと聞くと
一部は工務店に頼んだが、殆どがご本人達で作ったのだそうです
凄い!
施工もできる建築家なんだぁ〜
我が家でも色々リフォームしていますが
基本、こちらの納まりは「モールディング」で化粧する(あらを隠す)施工で
皆、ホームセンターで売っているものを組み合わせて作っているので
図面を書いても、通常の納まりにされてしまうことにいつもストレスだったので
それを話すと、とても共感してくれました。
「いい工務店を探すのはとても難しい〜」のだそうです。
やっぱり。。。
しかし、同じアジア人の建築家として表現の基盤となっている文化性が分かり合えるので
ここまでやっている人をみて、励みになり刺激を受けてきました。
やっぱり、住宅設計って面白い
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「調べた単語」
Sympathy (共感)
Encouragement (励み、激励となるもの)
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